モナカードを作るところまでは行ったけど、その後で色々なことになっているのを観測したので。
自分向け備忘録の意味合いも含めて作っていますが、どうせなら事例集としておいた方が良いと思うので、「こんなのあったけどどうすればいいの?」って件があったらコメントに書いておいてください。 とれる対応を追記しておきます。
1.モナパちゃんで配布してみたい
原則はモナパちゃんマニュアルを参照してください。 → https://note.com/anipopina/n/n9ddff3c30595
但し、マニュアルはcounterwallet-mona仕様のため、モナパレットでの預け入れ方法まではこちらで記載します。
配布したいカードの右上のボタンをクリックしてください。
枚数・送信先アドレスを入れる欄と、三つのチェックボックスが出て来きます。
モナパちゃんへ送りたい枚数と、モナパちゃんのアドレスを入力し、"No Memo"から"Text"へチェックを変更してください。
すると"Text Memo"欄が出て来るので、そこに預けたいtwitterアカウント名(@の後にくる英数字)を入力してから送付してください。
送付が上手くいっていれば、数分後にモナパちゃんから何が何枚追加されたかの返信がツイッターアカウント宛に飛んできます。
2. カードを追加で発行したい
→ 発行時に、「枚数をロック」を選択していなければ可能です。
追加発行したいカードの右下のボタンをクリックしてください。
すると、カードに関する情報画面がポップアップされます。続いて、右上の鉛筆のアイコンをクリックしてください。
カードの設定変更メニューに入れます。
読んで字のごとくですが、真ん中の"追加で発行する"をチェックし、追加発行したい枚数を入力。変更するを押してからOKを押してください。
画像は発行途中の絵になりますが、10枚追加されて手持ちが50枚になり、合計発行枚数が50枚から 60枚になりました。
同じ絵柄で別のトークンに紐づいたモナカードを新規発行することも可能ですが、ある意味ではカードのバージョン違いを作ることになります。どっちが良いか悪いかというのはありませんが、本の初版と二版程度には別のモノになりますので、それぞれのカード間で何かの差別化を行いたい場合に新規発行とすることが多いようです。
ところで、一部のカードではカードの設定変更メニューが前述のモノよりも項目が少なかったりします。
このようなカードは、発行時。又は”発行枚数をロックする”から操作を行い、追加発行があとから出来ないようにしたカードです。(ちなみに、"発行枚数を減らす"という操作は出来ません) 追加発行が出来なくなることで希少価値を持たせています。ロック操作については、4.発行枚数をロックしたい(したらどうかと提案された)にて別途説明します。
3.カードの名前/説明/イラストを変更したい
2. カードを追加で発行したいを参考に、カードの設定変更メニューまで入ってください。
そこから"モナカードを設定する" のチェックボックスにチェックを入れます。
すると、下記のような画面に映ります。
好きなように編集し、"設定する"を押して変更を反映してください。
尚、この仕様を利用して、未完成のイラストでモナカードを作成し、一定の購入者が出てから清書した絵に差し替えるクラウドファンディング的なことをやっている人も過去には居ました。
4.発行枚数をロックしたい(したらどうかと提案された)
モナカードの仕様として、カードの発行枚数を、後から変更できないようにするフラグを立てる事が出来ます。このような操作は、発行枚数のロックと言われています。
発行時、又はカードの設定変更メニューから当該フラグは立てられ、後からの撤回は何があろうとできません。
この操作は、発行枚数を現時点から増やさないことをシステムの上で確約したことになり、特に元々の発行枚数が少ない場合には、希少価値を与える一因となります。
当然ながら、誰も欲しがらないモノに希少性が付いたところで価値はつきませんし、そもそも価値を付けることを目的にしない場合は、希少性が邪魔になるケースもあるでしょう。同人誌の転売の様に、希少性が付くゆえの問題も生じ得ます。
結局は、希少性を付けて自分が面白くなるかどうか、です。
誰しもにいきわたってほしいならロックしなくて良いですし、希少価値を付けて高く売るのを狙いたいなら、少数発行でロックするのも良いでしょう。また、今の発行枚数は少なくしておくが、将来増やすかもしれないのでロックはしない、というのも選択の一つです。
参考:モナパちゃんでの無配がスタンダードな頒布方法になっていますが、いつぞやの「盗めるアート展」のように、気づいたら一瞬で消えていることも少なくありません。本当に欲しい人はちゃんと行きわたってほしいなら、dispenserに有料で出すのも一つの手です。
高い値段をつける必要はありません。0.1monaかその程度、ほんの少しのハードルを設けるだけで、無料で何かが欲しいだけの人は一気に入ってこなくなります。
5.あるカードを保有している人に、別のカードを配布したい(工事中)
6.DEX上場不可/再移転不可のフラグを設定したときの具体的な挙動は?
DEX上場不可は読んで名の通り、そのトークンのDEXへの注文が出せなくなります。
再移転不可フラグは、「発行者のアドレスを介さないカードの移転」を禁止するもののため、発行者からの送付と、逆に発行者への送り返しは可能です。
この組み合わせはいくつかケースがあるので、検証済みのケースだけ記載します。
・DEX可/再移転不可の場合:DEXの売り注文はカードのオーナーのみ発行可。買い注文は誰でも可。Dispenserは未検証(おそらく可能だと思いますが)。
・DEX不可/再移転不可の場合:オーナーがDispenserを設定する・そこから買う・オーナーと送受信する、以外の動作が不可になる。Dispenserで買ったものを転送したければ、オーナーに一度送り返し、移動したいアドレスに送ってもらうことになる。
(DEXでは、売り注文を発行アドレス以外でやろうとするとエラーが出るようになる。買い注文は出せる。)
(以下、工事中)
まとめありがとうございます!皆に良きモナカードライフが訪れますように…!!
@tmh_red
2021/03/28 15:22:44
まとめありがとうございます!皆に良きモナカードライフが訪れますように…!!