どうも、NAKです。
先日、PLiCyの作者口座に直接モナゲしていただいたんですが、おそらくモナッピー経由だと思われるので、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます!
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さて、PLiCyに置いている自作品の宣伝ですが……はい、宣伝は苦手です。
実は長いことVIPRPG(2ch/5chのRPGツクールスレッド)に張り付いていたんですが、そこでは宣伝なんかしなくても作品を投下すれば遊ぶ物好きがいた遊んでもらえたので、その意味では気楽だったんですよね。
VIPRPGの世界では、RPGツクール同梱のキャラ素材に独自の設定が付け加えられ、共有されています。よく「もしもシリーズ」と呼ばれます。
(「もしもシリーズ」のイラストはピクプレにもいくつか投稿されています)
『賽を振る女』『先生と呼ばれた男』は「もしもシリーズ」を下敷きにした電子書籍です。ゲーム性はお亡くなりになられましたが、RPGツクールMV製です。
ボリュームは文庫本一冊程度(両方合わせて二十一万字)です。 映像的な演出はほとんどありませんが、むしろ物語に没頭できるから適切であるという評価は受けているように思います。
キャラクターやストーリーの紹介はPLiCyさんの攻略本機能で作ったので、ここでは違う話をしようと思います。
キャラクターどうのこうので興味を持つ人は、この作品をもう知っているんじゃないかなぁ?
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この物語は「もう一人の自分」ドッペルゲンガーが自立する物語です。
ドッペルゲンガーという概念を私が知ったのは『魔導物語』というゲームの中ですが、基本的に敵なんですよね。
友好的なドッペルゲンガーはたいてい一時的な存在に過ぎず、やがては消えていってしまいます。
私はそれが何故か嫌だったんですよ。ドッペルゲンガーと友達になって、あるいは彼らも自立した存在として生きていく、そんな話がずっと見たかったのです。
『賽を振る女』は中盤からドッペルゲンガーの物語に変容します。
ドッペルゲンガーは「もしもシリーズ」で「ダークシリーズ」と呼ばれているキャラクターですが、彼らは「世界に存在として認められていない」と繰り返します。
この世界でただ一つの「自分は自分である」という確かさを持たず、他人の都合で生み出された複製品です。
そんな彼らは、元となっている存在と交流して、ある事件に巻き込まれていきますが、それを通して「自分は自分だ」と思えるようになっていく。そんな話です。
というわけで、私同様にドッペルゲンガーという概念が好きな人なら面白く読めるんじゃないかと思います。
あと登場キャラクターは女性人気の高いキャラだらけで、実際女性ウケしているみたいなんで、女性向けなのかもしれません。
今日日女性向けというとそういったアレに聞こえますが、別にそういったアレな解釈をしても構いません。
ちなみに『賽を振る女』『先生と呼ばれた男』には『魔導物語』のパロディがけっこう入っています。
とはいえ、ソリッドダークネスはさすがに分かりづらかったかもしれません……これ、シェゾの闇の剣です。
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ブラウザ版(PLiCy):賽を振る女/先生と呼ばれた男
RPGアツマール版:賽を振る女
Windows版:Vector
特典付きカンパ(現金):Anyware+
特典付きカンパ(仮想通貨):MONAMA!
作品紹介記事は「PLiCyのメルマガ(じぷマガ!)に掲載された作品」という基準で書いていくつもりです。
『賽を振る女』はメルマガに載りましたが、載らないと思いこんでいたため、連絡が来た時には「え……?」という反応をしてしまいました。
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