メモログ

女子校に通ってた僕がいじめっ子JKたちに復讐する【3話】


 目の前が真っ暗になったと思ったら、何もない道の真ん中に立たされていた。

 

《どうやら無事に転生が完了したみたいねえええぇぇぇ! いくううぅぅぅ!》

 

 脳内で突然女神さまの声がした。相変わらず触手に犯されるプレイは継続中のようだ。

 

《はぁはぁ……ふふん、いきなり自由になれると思った? しっかりあなたを監視してるんだからね》

 

 あぁ、そうだよ。女神との約束なんてすっぽかすつもりでいましたよ。

 だがどうやら天界からはこっちの様子が筒抜けらしい。だからなんだって話だが、とりあえずは従順なふりをしておくか。

 

「はいはい、勇者の呪いを解く方法を探せばいいんですよね」

 

《ついでに勇者の子孫への復讐も頼んだわ》

 

「えぇ、そんなことまで僕がやるんですか?」

 

 僕は肩を落とし、あからさまに不満を噴出させた。

 女神さまは猫なで声になって、

 

《お願いよ。乗りかかった船じゃない。なんでも勇者の末裔は美女揃いって聞いてるわん。そいつらを徹底的に辱めてやりたいのよぉ》

 

 僕は顔をきりりと引き締めた。

 

「地道に探してみましょう。呪いを解く手がかりが見つかるかもしれません」

 

《その調子! それじゃあ頼んだわよ》

 

「はいっ…………」

 

 

 なんてな。美女を好き放題していいというのは確かに魅力的だが、そんなのは後回しだ。

 僕にはやることがある。クラスメイトたちに復讐をするという大きな使命だ。

 

 そう。僕の願いとは、クラスメイトたちをこの異世界に引きずり込むこと。せっかく強力な力を特別に授かったのだ。このチャンスを活かさない手はない。


 僕は再び、あたりを見回してみた。

 舗装の行き届いていない土の地面。荒れ地というわけではない。おそらくアスファルトというものがなく、この世界ではこのような道が標準的なのだろう。

 道の脇に広がる大地を埋め尽くす鮮やかな新緑が目に眩しかった。道端には可憐な花まで咲いているではないか。

 おぉ。まさしくここは異世界。

 陰湿な空気渦巻く教室もないし、口うるさい親もいない。

 何にも縛られない自由な世界なのだ。 

 

「すーはー。すーはー」

 

 穏やかな陽気と相まって、文字通り生き返ったようだった。

 都会の汚れた空気とは無縁の爽やかな風が吹き抜けている。

 

 十分な深呼吸を終えた僕は、意気揚々と輝かしい一歩を踏み出した。そして憎しみをこめて道端に咲いた一輪の花を踏みにじる。

 

「待ってろよ。想像もつかないような方法で徹底的に辱めてやるからな」

  

 ※

 

 道なりに進んでいくと、前方にいくつかの人影が見えた。閑散とした通りだったので、さっそく第一村人発見かと思ったが、どうも様子がおかしい。

 

「ぐへへへ、うまそーな人間だ」

 

「身ぐるみはいで食っちまおうぜ」

 

「オレはこのむちむちした太ももをいただきたいぞ」

 

 野獣のような野太い声だった。

 穏やかではない。

 到底、人間が話すべき内容ではなかった。

 それもそのはず。気配を殺し、少し早足で近づいてみると、人ならざるものが三匹確認できた。

 

 モンスターだ、と直感的に理解した。

 体躯は常人より数段でかく筋肉質。全身は薄緑色の体毛に覆われていた。

 特徴的なのは、顔の中央にある豚のような鼻だ。

 ファンタジーではおなじみのオークだろう。同人誌ではよく女騎士なんかがこいつに陵辱される。

 まぁ実際はどうであれ、そういうことにして問題ないはすだ。

 

「や、やめて。お願い……」

 

 そんなオークの間から女の引きつるような嘆願が聞こえてきた。

 三匹のオークに囲まれ、完全に戦意を喪失したように地べたにへたりこんでいる。

 顔を歪め、目からは大粒の涙を流していた。

 

「がっはっは。見てみろ、この人間漏らしているぞ」

「むちゃくちゃにしてやりたいな、兄弟よ」

「ひっ、い……いやっ」

 

 僕はチート能力の一つとして【隠密】というスキルを授かっていた。気配を殺すことで、敵から察知されることが格段に難しくなるらしい。

 その効果はオークの背後に立っていてもまったく気づかれないレベルだった。

 

 ならば高みの見物といかせてもらおうか。

 僕は腕を組み、彼らのやり取りを傍観した。オークの身体の隙間から、女の顔を確かめる。

 

「(やはりか……)」

 

 どこかで耳覚えのある声だと思った。

 女はクラスメイトの一人だった。

 名前は確か、テンドウマユリ。部活で日焼けした肌に穏やかな色味の茶髪。小柄な身体と小動物のように黒目がちの丸い目が印象的な女だ。

 

 僕が女神さまに要求した通り、彼女も無事、この世界に来れたようだ。


『俺のクラスメイト、そしてあの校舎にいた人間を一人残らず異世界に飛ばしてくれ』


 それが僕の出した条件だった。

 

 しかし、なぜマユリが一人だけこんなところにいるのかは謎だ。

 

 まぁ、それはいい。今はこのショーを楽しませていただくとするか。

 

「ほうらっ、怖いか人間よ!」

 

 オークが獣らしい鋭い爪でマユリの服を引き裂いた。

 彼女はお馴染みの白を基調とした制服を身に着けていて、それが胸元からざっくりと切り開かれたのだ。

 首元に付けられた大きな赤いリボンが宙を舞い、地面にはらりと落ちた。

 ブラジャーのカップとカップの中央がぷつんと音をたてて分離した。

 

「きゃっ」

 

 マユリは悲鳴を漏らして、両腕で胸元を覆い隠す。

 彼女の胸は小ぶりなので、そんなことをしなくても大事な部分が見えることはないのだが、もはや恐怖にとらわれてしまっているのだろう。

 ただ、日焼けした顔や手足とは裏腹に、真っ白な胸元は眩しくて新鮮であった。

 

 マユリはいやいやと首をふりながら、後ずさった。丈を短く切ったスカートからのぞく健康的に日焼けした脚を必死に閉じ、上下を組み替えながら道の端へと移動していく。

 

 ちなみに僕の通っていた聖マドレーヌ女学院といえば、県内では有名なお嬢様学校だ。制服の可愛さも評判だった。

 

「お願いします。命だけは……」

 

 マユリは声にならない声で嗚咽を漏らした。それがいっそうオークたちの興奮に油を注ぐことは明白だった。

 

「どこへ行くんだ、人間。これからたっぷりかわいがってやろうってのに」

 

「オレさまのをねじ込んで欲しいんだろ」

 

 オークの一匹が下卑た笑いをもらしながら、布のズボンを引き下ろした。

 背後からではよく見えないが、地面の影を見ただけでも、驚愕の大きさであることがうかがえる。

 まさにモンスターだ。

 自分のと比べると、あまりの違いに情けなくなる。

 

「おい、お前ら。こいつの脚を開け」

 

 がっくりと落ち込んでいると、一番でかいオークが仲間の二匹に命令をした。

 鼻を鳴らしながら、マユリの横に回り込むオークたち。がしっと膝を押さえて、マユリを大股開きにさせた。

 

「やめてぇぇっ」

 

 マユリはもはや絶叫に近い悲鳴を上げた。

 パステルグリーンのパンツがあらわになり、マユリは必死にスカートの裾で覆い隠そうとしている。

 

 ふむ、傍観もこれぐらいにしておくか。

 あんなモンスター級のぶっといのを押し込まれたら彼女が壊れてしまうだろう。なりより僕が仕返しする段になっても、オークの後では効果減だ。

 

 僕は息を大きくすってから、奴らに向けてばんと言い放った。

 

「やれやれ。見てられないな!」

  • 公開日時:2018/07/11 21:28
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