メモログ

花子の太郎 生-幸-麗-15

2980MF
2018/07/27 00:00


「そういえば、チビ助はどうしているんだろう?」
 何気ないような麗の言葉は、俺を凍りつかせてしまった。
 そういえばチビ助の願い事によって俺と麗は、この場所にいた事を思い出したから。
 チビ助の願い通りにした事によって俺は、その事を忘れた状態で今まで行動していたようだ。
 多分、俺と麗の体以外の事を考えられない状態になってしまったから、其れに直接関わらない事柄を忘れてしまっていたんだろう。
 麗の言葉をもって、今までの行動を振り返ってみると、チビ助のおまじないは、対象者の性的興奮を極限まで高める事によって、お互いの体に強い快楽を味あわせながら貪りあわせて、離れ難い関係性を構築するモノだったんだろう。
 俺と麗の事実から推測した予想であるが、とても滑稽のように思えてしまう。
 けど俺と麗の経験は、その予想が見当違い出ない事を証明していた。
「黙ってないで、どう思うか言ってよ。」
 麗の言葉は、固まったまま思考する事しか出来なかった俺を動かしてくれた。
「うーん。多分、俺達を待っている気がする。」
「そうだよね。こういう状況で何も言わずに、帰らないよね。」
「結構律儀だからね。」
「どうしようか?」
「何が?」
「チビ助が私達の事を聞いてきたら。」
「ありのままを話していいんじゃ。」
「えっ。全部?」
「下手な事をしてしまうと、その分よけい面倒になる気がする。」
「そうなんだけど…。」
「誰に対しても、そういう風にするつもりはないよ。」
「俺と麗とチビ助の間だから、そうしたいんだ。」
「狡い。ほ・ん・と、狡いよ。」
「そう言われちゃったら、何も言えない。」
「そうか?なら、よかった。」
「なにが!」
「麗が俺と同じ様に考えてくれている事と、俺が麗の主導権をとれるのを分かった事。」
「今更何言ってるの!」
「今更でもぶつかりあいながら楽しんで、麗と過ごしてゆく為に必要な事だろ。」
「ええ、そうね。そうしましょか。」
「それじゃ、取り敢えず廊下に出てから考えますか?」
「チビ助に会わないと、何も始まらないしね。」
 そう決めた俺達が廊下に出ると、チビ助は廊下の隅で寝ていた。
 その光景は、俺達を癒しながら安心させた。
 和やかな光景を目に出来た俺達は、お互いの顔を見合わせ笑う事で、張り詰めていた空気を壊し、その代わりに温かくて穏やかな空気を身にまとえた。
 もう、何でもいい気になっていた。
 だから何も考えず、チビ助を揺り起こしたけど、チビ助はすぐに寝てしまった。
 仕方がないから俺は、チビ助をおぶって家路へついた。
 幼き日の三人のように体を寄せ合いながら。
 多分、色々な事があったチビ助は、その区切りがついた事で、緊張の糸が切れてしまい、疲れが一気に出てしまったのだろう。
 俺達は、チビ助に尋ねられなかった事への安心感とチビ助に問えない事へのもどかしさを抱きながら、家路を歩んだ。
 時々、俺が夢の中の出来事のようにも思えてしまうトイレでの出来事を、麗と二人で談笑しながら。

本文は以上。
 一応、終幕。お次は麗視点。
 多分、どうにか整合性はとれてるはず。
 過去投稿を読み返したら…。
 花子の太郎だけでも、徐々に調整しておこう。(捧げモノは、出来るだけ綺麗にしておこう)

pixiv
 当分の間、放置かな。(MONAPPY過去投稿分を見直しするから)
 +方向性をどうするか思考中。
 オリジナル試してみようかなぁ。
 怪談モノとかなら、季節柄もあるし、需要も。

電波なお話
 生きているだけで、褒め?
『〔pixiv カスメさん。〕 元ネタは知りません。 水墨画のような濃淡に脳が引き込まれてしまう。 嗚呼、元々水墨画のように女性を描いた作品を目にしたいと思っているから、其れに近い作品を目に出来て嬉しい。 儚さの中に、未来への不安と希望を感じてしまう表情が、自分の保護欲を掻き立ててしまう。 一見、孤高で強そうな存在なのに、弱さを強く感じてしまいました。 少女の様相が、無情さを象徴しているように思えて、エロさではなく格好良さを強く感じました。』

悪しからず。

妄想…
 作品 毛筆で描かれたキャラクター
 (そういえば、これがみたかった。)

超超超電波なお話
 曜日+別の法則性もあったなぁ。
 まぁ、適当に受け止めて、適当に対処と。
 自分の方は暴走抑止を第一に、出来るだけ一日一本に留めてみよう。(多分、無理そうだけど。)

おしまい。
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