メモログ

花子の太郎 生-聖-12


 私と咲の関係性を確定させる為、私は多少強引と思えてしまう方法を選択した。
 咲が私を避けるようになって数日しかたっていないけど、咲の態度が私をとても苛立たせていたから。
 私が咲を苛立たせるべきなのに。
 そして…。
 だから私は、放課後になってすぐ、教室の出入り口で咲を捕まえて、そのまま人気のない旧校舎へ連れ出した。
 例え咲が抵抗したとしても、無理矢理引っ張ってゆくつもりだったけど、咲は大人しく私に従った。
 咲は何も語らず、私の顔も見ず、私に手を引かれるまま、下を向き続けて私の後について来た。
 私と咲が二人きりになれた場所へ着いても、咲は黙ったまま、下を向き続けていた。
 咲がどうしてそうしているのかを、私は分からないし、咲のその態度は私をとてつもなく苛立たせた。
 そのせいで私は、この時の為に試行錯誤した思考をかなぐり捨てて、その場の思いつきだけで行動してしまった。
 咲の態度が、私から冷静さを奪ってしまったから、私は私の本能のままにしか、行動できなかった。
 だからこの時の私は、私の中で芽生え始めたモノに多大な影響を受けながら、咲と対峙した。
 高圧的な態度をもって。
「私を避ける理由は何。」
「…。」
「黙っているだけじゃ、分からない!」
「其れと私の顔を見なさい!」
「話し相手の目を見ないのは失礼でしょ!」
「この前は、私に従うような態度をとったのに、一体どういう事?」
 私が問い詰めると咲は、私の言葉に従って、怯えた子犬のような表情で、私と目を合わせた。
 けれど、目があったほんの数瞬後に、目を逸らしてしまった。
 顔を真っ赤にしながら、目を泳がせて。
 其れが目に入った私は、咲の顔を両手で固定し、咲が私から目を逸らせないように、お互いの目を間近によせた。
 その為、お互いの呼吸している空気が、お互いの顔に掛かり合ってしまう距離感で、私は咲を問い詰める事になった。
 私は咲の呼吸が気にならなかったし、咲は私の呼吸を嬉しそうに感じているようだったから、これでいいんだろう。
「こういう状態を望んだから、変な態度を取り続けていたの?」
「違います。」
「あっ、でも、この状態は望んでいました。」
 咲が私へ敬語を使う事に少し違和感を感じてしまったけど、悪い気がしなかったから、そのまま放置した。
「どういう事?」
「僕は聖と肉体的接触を望んでいます。」
「そうなの。其れで?」
「僕の態度がおかしかったのは、とても言いづらい理由があって…。」
「言いなさい。」
「…。僕を見捨てないって、約束して頂けるのなら。」
「今以上に、私が咲を見下せる状況があると思えるの?」
「そうですよね。では、其れがないと祈りながら打ち明けます。」

本文は以上。
 咲が夢と現実の境目を見失い、聖さんが本能に身を任せながら、続く。

投稿七ヶ月間の成果
 累計閲覧数:約24300
 投稿編数:367
 一編当たりの閲覧数:66over
 多分、これが最期の閲覧数関係になっちゃうのかな。寂しいけれど、仕方ない。

pixiv
 放置。
 閲覧して頂けるのは、人気作品の二次創作だけだな。力量不足が主要因だけど。

電波なお話
 生きているだけで、褒め?
『〔ちっぱい道 一迅社〕(ブログに掲載されているイラストだけの感想になってしまうけど。) 内に秘めた想いを一気に溢れ出さないよう、自己抑圧しながら少しずつ解放していると思えてしまうさまが、堪りません。 外的刺激を加える事によって、一気に解放されたがっているように思えてしまう視線も。 お互い限界まで高めあってから、大爆発しちゃいそう。 とっても羨ましいな。 何でか分かりませんが、ちっぱい娘さんは爆発力が凄そう。 外見への劣等感によって鬱屈を溜め込みやすそうと思えちゃうからかな?』

悪しからず。

超超超電波なお話
 うっわー、すっごいお言葉。
 夢で見ちゃいそう。
 実現しちゃったら、多分、離せなくしちゃうし、離れなくなっちゃいますよ。
 其れでいいのなら…。
 一体どんな…なんだろう?
 とっても…。
(多分、冗談を含みます)
 凄い妄想力だ。
 字面だけで体が勝手に反応しちゃう。(笑)

おしまい。
  • 公開日時:2018/07/10 00:00
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