メモログ

花子の太郎 生-聖-10


 中学校に入学してすぐ、実施された学力試験の結果が廊下に張り出された頃から、栗林君は私に接触したそうにしていた。
 けれど、私は栗林君を相手にせず、軽くあしらい続けた。
 その時期の私は、太助君以外を相手にする必要がなかったし、学業の成績だけをもって私に近づこうとする人を、相手にしたくなかったから。
 そういう人はきっと、私の勉強法だけに興味を持っていて、私自身に興味を示さないだろうし、私は人へ教授できる勉強法を持ち合わせていないから。
 私は、そういう人の相手をして、相手の望む回答をしない事へ失望された上、見捨てられるのが嫌だった。
 だから私は、人を相手にしない嫌な人だと思われた方がよかったので、栗林君をあしらい続けた。
 栗林君はすぐに諦めると思えたし、彼が飽きるまでの短い時間だけを、私が我慢すればいいはずだったから。
 けれど、私の目論見は外れた上、栗林君は何故か、私への執着を増していった。
 私はその理由を推察できそうだったけど、理解したくなかったから、単純に栗林君を私から遠ざけられると思える方法をとった。
 学級で周知の事実を並べながら、栗林君の自尊心を傷つけて、私へ関わり難くなるように誘導した。
 私は同じ行為を何度もしたくないから、一回ですむように考えながら、栗林君を説き伏せた。
 栗林君の表情を観察しながら、彼が嫌がる言葉を選んで。
 でも、この時の栗林君は不思議な表情を私へ示した。
 私の言葉で傷つけられているのに、嬉しそうな表情や屈したそうな表情、其れに栗林君の中で葛藤し続けているような表情を。
 普通、私がこういう風にした相手は、屈辱に耐えきれずその場を去るか、何かを噛み締め続けて耐えるだけだったのに。
 私が意を決してとった行動に対して、初めて目にしてしまった態度が、私の中に何かをもたらしながら、栗林君の存在を強く刻み込んだ。
 栗林君は私に新しい何かをもたらすし、栗林君は私に虐げられたがっていると。
 とても醜くて歪んだ関係性になってしまう気がした。
 でも、この時の事を考えただけで私は、とても気分がよくなってしまうから、其れを突き詰めたくなっていった。
 もし、私の誤解であった場合、気付いた時に進路変更すればいいし。
 其れに、私は栗林君にも興味があったはずだから、丁度いい。
 私は太助君を追求したいと思えた事で、今まで取り払おうと思えなかった壁を壊そうとしているけれど、其れの練習相手にもなるし。
 いきなり太助君で試すよりは、咲で試した方がいい。
 咲も太助君と同じ様に、普通から離れた人だけど、離れ方が違うから、参考にならない気がしてしまう。
 でも、今の私がしたいんだから、するべき何だろう。
 もともと、私は咲との関係性の構築を放棄しているから、思いついた事は全部やっちゃおうかな。
 どうなっちゃってもいいし。

本文は以上。
 聖が覚醒しつつ、続く。
 次編は、咲の精通後のお話とも繋がるはず? どうにかちゃんと終わりそう。
 monappyの続報ないって事は…。
 継続の場合、色々な準備期間が必要だから、吉報は難しそうと思えてしまう。
 何も出来ないけど、何かやだなぁ。

pixiv
 放置。
 つぐちゃんの…。〔雉鳩〕かぁ。
 どうしよう。
 本家の雉尾つぐ新作出さないのかな。

電波なお話
 生きているだけで、褒め?
『〔フェイトステイナイト アンソロジー傑作選集 上 eb〕(多分、ここで感想書いちゃってる。) 邪さがない士郎の慈しみ方が沁みる。 何の変哲もなくて、終わりのないような日常って、とっても大事だし、得難く失いやすいから、毎日を噛み締めないとね。 イリヤさんの甘え方が可愛いし、か・げ・き。 桜さんと凜さんの嫉妬の仕方も好き。 ふわふわで甘々な日常が欲しくなっちゃった。 それと是非、毎日、イリヤさんのデザートに…。(チェックしてないけど、多分、似た事書いていた気が…。 すみません。)』

悪しからず。

超超超電波なお話
 そ、そんなお言葉が出ちゃうって事は…。
 もしや夢の中で…。
 其れとも、寝る前に…。
 嗚呼、妄想が膨らんでしまう。
 もう、失いたくない存在になっちゃいましたか。
 あー、嬉しい。
(多分、冗談を含みます)
 当方は、これ以上虜になれないくらい、虜にされちゃってますよ。

おしまい。
  • 公開日時:2018/07/08 00:00
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