メモログ

機械人間 (&-23)〔217〕機械に近いと思う人間の回顧

2980MF
2018/03/25 00:02


 成人式当日、実家で、外を見た自分は、絶望感を味わった。
 辺り一面が、雪化粧をしていたから。
 TVニュースを見ても、その日の天候の異常性と、交通機関が乱れている事について、触れられていた。
 自分は、成人式に出席する為、帰省していたけれど、翌日に登校しなければ、留年が確定してしまう状況であったから、成人式に出席せず、帰寮する事を望んだが、家族に成人式への出席を促されたので、仕方なく、其れへの出席を選んだ。
 式の開始時間近くになると、会場周辺の混雑を予想できたから、自分は、開始一時間前に会場へ到着するようにした。
 だが、しかし、友人と事前に待ち合わせていた時間を十分過ぎても、彼が現れなかったので、嫌な予感を感じて、試しに彼のアパートに電話してみると、何故か、彼は其処にいた。会場から、六十キロメートル以上離れている場所に。
 自分が、友人に其の理由を聞くと、天気予報を見た事で、自分に連絡する事なく、成人式への不参加を決めてしまったようであった。彼が、自分に連絡していてくれていれば、自分が、ここにいる事もなかったのに。
 自分は、会場の入り口付近で、友人と待ち合わせをしていた為、多くの知人とすれ違う事はあったけれど、会話する事はなかった。
 だから、成人式の開始前に帰寮しようとも考えたが、折角、会場まできてしまったので、自分一人で参加する事にした。
 何時でも、会場から抜け出せるように、周辺に誰もいなかった、最後列の左端の席に座って、自分は、外の様子を気にしながら、成人式が始まるのを待っていた。
 開始時間が、近づくのと共に、会場の席は、埋まっていったけれど、自分の隣の席は空いたままであった。
 確か、開始時刻の五分前くらいに、自分の前を通って、自分の隣の席に座った、晴れ着を身に着けた二人組の女性が現れた。
 自分が、他の席も空いているのに、わざわざ、自分の横に座ってくるのは、たいそうな物好きだと思って、其の顔を確認した瞬間、自分の心臓が、止まりそうになった。
 自分の隣に座っていたのが、女性Lだったからだ。

本文は以上。
 ちょっと短めで、続く。

 電波な…。
 自分の勘違いだったけれど、其れを目にする事を夢見て、今日まで、其の行為を楽しみとして、生活できたからいいや。廃刊にならなければ、六月中に読める可能性が高いから、あと三ヶ月ちょっと頑張ろう。
 手に入れたいけれど、手に入れられないのが、ちょっともどかしいけれど。
 罪悪感を、感じられていない事を祈りながら。
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十数年引き籠もったあとで現在社会復帰活動中の無職のおじさんです
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