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機械人間 (&-22)〔216〕機械に近いと思う人間の回顧
2980MF
2018/03/24 09:00
#人格形成の経緯
#小説
#長編
自分の学生生活の最期の冬が近づくと、自分が不在の実家に、ある連絡が届いていた。
其の連絡とは、成人式実行委員会への就任要請であった。
自分は、通学しきれない状態であったから、学生寮での生活を余儀なくされていたし、その事は、自分を知る人ならば、知っているはずであった。
成人式実行委員会の就任要請の人選を誰がされていたかは、自分の関する事ではないが、何の下調べもせずに、通知を出されていたので、自分は其れを無視する事とした。
この時分の自分は、登校しなければならない状態でないと、学校に行きたくなかったので、どの曜日でも、二日ほど欠席してしまうと、留年が確定する状態であったから、卒業への努力以外が出来る状態でもなかった。
其れに、普通自動車免許証を所持はしていたけれど、自動車を所持していなかったので、其の委員会の活動に参加出来ても、寮の門限に間に合わないどころか、その日に帰寮する手段がなくなってしまうから、参加を望んだとしても、参加出来ない状態でもあった。
でも、一番の理由は、自分が地元で交遊をもっていた三人の内、二人が地元を去り、残りの一人は、社会人になった事で、自分と地元の縁が薄れてしまっていたから、地元の行事に自分が参加する謂われも、なくなっていたから。
あと、もう一つ理由があった。自分は、中学校卒業時に、学級の同窓会実行委員なるモノを押しつけられた。この委員会は、学級委員であったモノが就任する場合が多かったので、自分がそうなっても、おかしくはなかった。
だけど、自分は、同窓会実行委員会になった場合、同窓会を催す事がないと確信できたので、これに就任する前に、自分が、中学校卒業時に、隣県に引っ越す事と、この町にある実家が借家なので、自分とこの町の縁が、切れる可能性が高いから、自分が、其の委員になってしまっても、同窓会の幹事をしない事を宣言して、其れに就任し、同窓会を催しもしなかったから。
自分が、成人式の不参加を決め込むと、地元を離れていた友人達が、年末年始の休みで帰省していた。
そして、久し振りに、馴染みの面子で遊んでいると、一般的な高校時代に、自分を毎週のように宿泊させてくれていた友人が、地元の成人式に一緒に出ようと誘ってきたので、自分も参加する事にした。
でも、この選択は、間違いであった。
自分は、成人式に対して、何の準備もしていなかったし、資金も持ち合わせていなかった。その為、兄の一張羅であったスーツを拝借して、成人式に参加する事にした。
其れは、其れでよかったのだが、成人式当日、自分は、地元に戻ってしまった事を、とても後悔する事となる。
外れて欲しかった天気予報が的中して、十数年振りの大雪になってしまい、自分は地元で身動きが出来ない状態になってしまったからだ。
この時の自分は、翌日の講義に出席できなければ、留年が確定してしまう状態であったのに。
本文は以上。
続く。
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十数年引き籠もったあとで現在社会復帰活動中の無職のおじさんです
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