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機械人間 (&-21)〔215〕機械に近いと思う人間の回顧
2980MF
2018/03/24 00:02
#人格形成の経緯
#小説
#長編
一般的な高校三学年時の夏休みになると、地元でよく遊んでいた友人の一人から、ある頼み事をされた。
その内容とは、自分を含めた男女4人で、映画館に行って欲しいというモノである。
そして、其の女性の一人は女性Lであった。
このきっかけは、女性Lじゃない方の女性が、自分の友人と高校最期の思い出作りの為、デートをしたいけれど、二人きりだと緊張してしまうから、自分と女性Lにも参加して欲しいという事であった。
自分は、この誘いを一度、断ったけれど、友人に強く頼まれたので、一応、引き受ける事とした。でも、参加しないかも知れないとも、自分は、友人に言付けてもいた。
その為、自分は、この頼み事をされた日から、其の実行日である約二週間後まで、女性Lの事ばかり考えるようになってしまった。
この頼み事は、自分と女性Lの仲を取り持つとはされていなかったけれど、女性Lじゃない女性とも、自分は、中学校時代に、会話をした記憶がないので、ぼやかされてはいたけれど、明らかに、自分と女性Lの関係性に関わる出来事のように思えた。
映画館に行くとされた、男女4人は、小学校高学年時、同じ学級であったけれど、自分は、この二人と会話した記憶を余り持っていなかった。逆に、友人はこの二人と仲がよく、彼と女性Lとの関係性に憧れて、自分が、女性Lに想いを寄せるきっかけを作つくってしまった人でもあった。
だから、自分は、この友人を通して、この様な話がきた事に納得出来たし、彼の頼み事を断り難くもあった。
自分の女性Lへの想いが、結実する事はないけれど、人として生きてゆく上で、大切な何かについて、自分に経験するきっかけをくれたのが、この友人だったから。
其れに、自分の周囲の何かが一つでも、変わり始めれば、自分の理想に近い未来と邂逅できるかもしれないとの、思いを抱いていたから。
けれど、幾ら、自分一人で、思考の海を漂っていても、答えが出る事がなかった。
いや、答えは決まっていたが、希望を捨てきれなかったから、自分の思考だけで、其れを認知しきれなかった。
だから、結局、自分は、自分の意志が介在し難い方法をもって、参加の可否を決める事とした。
五円玉を空中に放り投げ、其の裏表をもって、参加の可否を決定してもよかったけれど、身銭を抱いていては、否になった場合でも、参加してしまいそうだったから、全財産を投じた賭け事で、其の可否を問う事とした。
其の結果、自分の身銭は尽きた。
だから、参加しない事に出来た。
自分は、この決断をするのに、とても長い時間、自分と向き合ってしまった。その為、もう二度と、女性Lとの関係性を持つきっかけが、出来ないようにしたいと思った。
なので、自分はドタキャンする事にした。
結局、実行日の前夜、一睡も出来ずに、知恵熱も出てしまったから、どうあがいても、自分が、映画館に行く事はなかった気がするけれど、自分は、友人からの電話に対して、体調不良を理由に参加出来ない事を伝えた。
偶然にも、自分が友人に嘘をつかずにすんだのが、唯一の救いだった。
自分と女性Lとの関係は、これで終わりを迎えると思っていたけれど、この後、もう一度だけ、自分が彼女を目にした事で、自分の心を強く揺さぶられた。
本文は以上。
続く。
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十数年引き籠もったあとで現在社会復帰活動中の無職のおじさんです
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