メモログ

機械人間 (&-15)〔209〕機械に近いと思う人間の回顧録

2980MF
2018/03/21 00:00


 中学校生活が、終わりを迎えようとしていた時期に、学年委員会の仕事として、重要なモノがあった。
 其れは、卒業アルバムの編集作業である。
各学級の個人と集合写真以外の写真を、学年委員会で、選定とレイアウトを行う事となっていたから、同級生全員に対して気を遣わなければならない、自分が、とても面倒と思ってしまった作業だった。
 だけど、この作業を行う時、作業内容を聞きつけた数人の生徒達が、作業の手伝いを申し出てくれたので、自分が思ったより、面倒な作業とならずにすんだ。
 学年委員会の作業として、学年行事の旅行のしおりの作成等の、学年全員に行き渡る事となる書類の作成業務は、多々あった記憶があるけれど、何故か、この作業だけは、委員会に属さない生徒達が、手伝ってくれた。しかも、自ら進んで。
 この作業を手伝ってくれた生徒達の思惑を、自分が知る事はなかったが、作業者全員が、自分の示した指示を守ってくれた。
 其の指示とは、部活動の写真以外で、どの生徒であっても、撮影された写真を最低一枚掲載するという事である。
 名簿をチャックしながら、写真を選定したので、一応は自分が指示した通りに、選定されたはずだった。
 けれど、別の意味で、自分が問題と思った傾向が、写真をレイアウトした後に、露見した。
 其れは、一人当たりの掲載枚数の数であった。確かに、自分の指示通りに、全員の写真が、掲載されていた。けれど、何故か、自分の写真の掲載枚数が一番多くなっていた。
 自分は、部活動(活動期間が三年間の部活動)に名前だけの所属となっていたので、其の写真には、写っていなかった。けれど、自分以外に、そういう生徒は一人いた。なのに、その生徒との掲載枚数を比較しても、自分の数が異常と思えた。だから、自分は、各ページの担当者に、写真の差し替えをお願いしたけれど、其れが通る事はなかった。
 何故か、自分の撮影された写真を掲載しようとした生徒は、自分が、掲載予定された枚数の異常性を認識させた上で、其れを見た生徒がどう思うかを説明しても、自分の意見を取り入れてくれなかった。其の行為は、まるで、自分への嫌がらせ行為とも、自分は感じてしまった。けれど、初めに決めた規則に則って、割当の作業をしている人達に、自分は、それ以上の要求をする事が出来ず、結局、自分の望まない状態で、卒業アルバムの編集作業が終わってしまった。
 自分は、自分の外見を好ましいと思っていないし、自分の記録を残したくないとの思いを抱いていたので、出来れば、自分の写真の掲載枚数を最小化したかった。
 けれど、自分の写真を欲していた生徒や、そういう生徒と仲のいい生徒が、この作業をした為に、自分が、納得し難い状態となってしまった。
 自分は、中学校卒業前には、五人程度の女子生徒に、好意を抱かれていたと思っていたが、実際には、それ以上の数が存在していた事が、入寮日の前々日に分かる事となる。

本文は以上。
 続く。
 何故か、底堅い数字の異性のお話。
 突出した数字にはならないけれど。
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