メモログ

機械人間 (&-14)〔208〕機械に近いと思う人間の回顧録

2980MF
2018/03/20 09:17


 中学校三学年時の三学期になると、中学校卒業後の進路目標が定まってゆくのと共に、自分と放課後を共に過ごす友人の数は減っていった。
 たまに、一緒に過ごしたとしても、下校時に人気の無い場所で、歓談しながら、一服するぐらいだった。
 自分は、県立工業高校の推薦を狙っていた。自分の成績は、其の高校の合格予想偏差値を五から十程度上回っていたし、内申書に記載されるような問題行為を起こしていなかったから、自分はそうなると思っていた。
 けれど、推薦入学者を選定する職員会議で、自分が反面教師とした教職員達の猛反対によって、自分はそうならなかった。有り難い事に、この時、反対された教職員の数より、賛成者の数の方が多かったと、自分に伝わった事だけが、この出来事の唯一の救いであった。でも、自分が反面教師とした教職員達が、自分の事を、反社会勢力予備軍のように、強く批判されたので、自分の其れは叶わなかった。
 自分が、反面教師とした教職員達は、自己都合のいいモノ以外を徹底的に、自己から遠ざけようとしていたし、其の立場を用いて、自己都合のいいように出来る事ならば、そうなるような努力をいとわない人達と、自分は思っている。結局、その人達に都合の悪い事実を突きつけて、その人達がされていた、自分が理不尽だと判断した行為を批判し、言い負かしてしまった自分は、その人達の自己顕示欲を満たす行為によって、自分の願いの一つを奪われた。
 この事によって、自分は進路に迷走するが、試験慣れの為に、受験した国立工業高等専門学校に合格してしまったので、自分の望まぬ進路を歩んだ。
 自分の進路は、二月の上旬ぐらいに確定してしまったので、それ以前より、自分は暇を持て余すようになった。
 授業中も、受験対策となってしまった授業内容は、自分には無意味となってしまったので、自由にしていいとされていたけれど、自分は同じ学級の学業が不得手とされていた生徒達に、勉強を教える事にした。自分の暇を潰せたし、他の話題を有しない自分にとって、学業を話題にする事は、とても楽であったから。
 この時分、自分の喫煙行為を、自主的に手助けしてくれた、同じ学級の女子生徒が数人いた。
 推薦入学の話が立ち消えてしまったので、自分は、一階にあった教室の外で、一人喫煙するようになった。
 其所は、人目が多いようにも思えるが、盲点になっている場所であった。
 主に教職員達が行き来する廊下から、殆ど見えないし、教職員が教室に入る場所が二カ所しかないので、監視しやすかったから。
 勿論、教職員に見つからない事を前提にしていたが、見張りを立てる必要性を自分は感じなかった。実際に、自分は其所で、十数回喫煙していたが、その時に、教職員が通りかかった事も無かった。
 其れに、自己欲求を満たす行為をするのに、周囲の人に迷惑をかけたくなかったから。
 でも、其の行為を目にした数人の女子生徒は、自主的に見張り行為をしてくれた。
 其の女子生徒達は、少し楽しそうに、其れをしていると、自分は思ってしまった。彼女達は、悪い行為の片棒を担ぐ背徳感を楽しんでいたのか。勉強を教えた自分への恩返しをしたかったのだろうか。其れとも、自分への好意をあらわしていたのだろうか。
 自分には、分からなかった。

本文は以上。
 続く。
 昨夜、累計閲覧数を自主計数すると、九千九百を超えていました。一万超えまでもう少し。(一編当たり平均閲覧数は四十六超え)
短文で、編数が多いから、卑怯な数字と思えますが、一万を超えるのは嬉しい。でも、一万を超してしまうと、次の目標が…。十万は、非現実的すぎるから。
 多分、今週中には、一万を超えるのかな。
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