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機械人間(&-9)〔203〕機械に近いと思う人間の回顧録

2980MF
2018/03/18 00:38


 多分、この出来事を経てから、修学旅行となったような気がする。
 自分は、修学旅行先であった京都へ向かう際に利用した新幹線の車中で、不可解な写真を撮られた。
 自分が、新幹線の席でくつろいでいると、同級の女子生徒に声をかけられたので、其の方向に顔を向けると、いきなり、写真を撮られた。そして、其の写真は、何故か、自分が見る事も出来なかった。
 其の写真が、撮られる事となった理由の一つは、自分にわざと気付かせるように、話されていた女子生徒達の会話によって、遠回しに聞かされた。
 其の理由とは、自分の写真を撮った女子生徒と仲の良かった、同じ部活動で、自分と全く面識のない女子生徒が、其れを所望した為であった。彼女は、自分と会話した事はなかったが、自分は、彼女に数回、廊下で後から、追突されていた。追突された後に、この事を知ったので、自分の身に起こった不可解な出来事の原因の一つを、自分は知る事が出来た。
 修学旅行は、学年の行事であったから、学年委員が中心となって、旅行の準備から進行と、教職員の補助行為をしていた。
 その為、宿泊先で、就寝前に、学年委員会の会合をする必要があった。
 其のおかげで、自分は、とても貴重でもあり、自分が目にしたかったモノでもあった、女性Lの湯上がり姿を目にする事が出来た。
 自分が、一番惹かれていた女性Lの髪の毛は、彼女がくせっ毛であった為に伸ばされていた。其れが、僅かな水分を含んだ事によって、より艶やかに、自分の目には映っていた。
 自分のいた中学校では、髪の毛の長さが、肩に触れる程度より長い場合、髪を纏めなければ、ならなかった。だから、女性Lの髪が湿り気を帯びて、解かれた状態を自分が目に出来たのは、この時だけであった。
 其の姿は、教職員が、独自の伝手で、宿泊先に招いた芸子さんと舞妓さんより、自分にとって、魅力的であり、刺激的であった。
 宿泊先の大部屋で、芸子さんと舞妓さんの話を聞く為、教職員が、彼女達を招いていたから、自分が、彼女達の横に陣取って、司会進行する事になっていた。
 だから、自分は、修学旅行に参加した人達の中で、最も長い時間、最も近くで、中学校を卒業して、其の職業に成り立てであった二人の女性と接していた。その場には、其の二人の監視役のように、其の職業に長い間就かれておられた方も、一人いらっしゃったが、その方は、主に見守っておられただけであった。多分、修学旅行の生徒達に、彼女達の職業を説明するという事で、格安で、この仕事を請け負って頂いたから、其の職業に成り立てであった二人の練習代わりにされていたのだろう。
 其の職業に成り立てであったお二方は、自分の一つ年上であったけれど、その事を聞くまでは、もっと大人びているように、自分は感じていた。女性的な体躯をしておられたし、何より、正式なお二方の身なりが、其れをより一層際立てていたから。そうなるように、成り立った様式でもあるのだから、当たり前でもあるけれど。また、お二方の受け答え方も、其れをより際立たせていた。
 けれど、女性Lの湯上がりの姿は、自分が、目にしたそれらを消し飛ばした。
 普段から、自分を慰める時に、自分が女性Lに手を出さないようにする為、自分は彼女をそういう対象から外すようにしていたけれど、其れを躊躇いたいと、自分の決意を揺るがせるほどに、自分にとって、女性Lの其の姿は、衝撃的であった。結局、自分の決意を瓦解させる事は、出来なかったけれど。
 中学校時代、自分は、女性Lと同級になれなかったので、彼女のそういう姿を目に出来なかった。でも、小学校時代、自分は、彼女と同級であったから、彼女のそういう姿を目にしていたはずなのに、自分の記憶には、其れが残っていない。
 精通をもって、異性の認識が改まる前後では、類似のモノを見ても、こんなに大きい印象の差が生まれてしまうモノなのか。
 異性の認識の差が、大きくなる前後で、自分は、女性への対応を変更していないと思っているけれど、もしかしたら、大きな違いを、無意識下でしているかもしれない。
 自分は、一般的な性別の差を強く認識しない時期が、周囲の人達より、短いと思っているけれど、其れは勘違いなのか。

本文は以上。
 続く。
 多分、自分の異性観は、女性の方が好んで閲覧されているのかな。
 だって、自分は、同性の四十歳の其れに興味がないから。
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