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機械人間(&-7)〔201〕機械に近いと思う人間の回顧録
2980MF
2018/03/17 00:15
#人格形成の経緯
#小説
#長編
少女Eは、女性Lと少女Zが、同一の男子生徒Wに対して、想いを募らせているから、自分に其のどちらかの想いが、結実するように手伝って欲しいと、依頼してきた。
其の二人が、想いを寄せているとされた生徒Wは、一時期、自分を凄く頼っていた。彼と自分は、小学校の一、二、五、六学年時の四年間を同じ学級で過ごしていた。
そして、生徒Wは、自分が男子生徒達から、ハブられるまで、自分を頼っていた。
何故、生徒Wが、自分を頼っていたかというと、彼は、小さな製粉工場の跡取りであった為、彼の母親に過剰に管理されていた。そして、彼の母親より、彼が交友をもっていいとされていた生徒の人数が、元々少なく、その中で、自分が一番頼りがいがあったからだと、自分は思っている。
自分が、男子生徒達から、ハブられなくなると、生徒Wは、また、自分と会話するようになった。けれど、それ以前の関係に戻る事はなかった。
其れに、生徒Wの母親は、彼の学業について、彼と会話する時、何故か、其の引き合いとして、自分についての話をしていたので、自分は、たまに、彼の受験対策の話に巻き込まれていた。
だから、自分と生徒Wは、奇妙な関係を維持し続けていた。
その上、生徒Wも、中学校三学年時、初めて学年委員会に所属する事になったので、自分と彼の関係性は、この時、強くなっていた。
もう一人の、少女Zとは、自分と異なる小学校出身であり、中学校二、三学年時を、自分と同じ学級で過ごしていた。
また、少女Zは、とても特徴的な個性を有していた。彼女は、体が小さかった上、細くもあった。其れに、とても視力が弱く、ぶ厚いレンズがついた眼鏡を、何時もかけていた。
其の上、もう一つ、とてもいい難い特徴を、自分のいた中学校で只一人、少女Zは有していた。心臓の病と闘い続けているという、とても抗い難いモノを。
だから、自分は、生徒Wに、其の二人の想いを伝え、出来れば、其のどちらかと交際をもつように、働きかけた。様々な複雑な思いを、自分の身に抱きながら。
自分と生徒Wの思考を焦がすように。
自分を楽にする為の行為であったから。
自分が、幸せに出来ない女性Lが、幸せになれるように、自分の一方的な願いを、生徒Wに押しつける行為でもあったから。
少女Zと交際するという事は、その時期に向き合い難いと思える、命と向き合いながら、交際する事になるから、とても重い行為になる。幾ら、彼女が望んでいるといっても、自分以外に其れを促す事は、とても心苦しい事だったから。
自分は、二人の想いの結実を祈りながら、生徒Wが、嫌がるほどに、其の行為を続けてしまった。
少女Eから、其の行為を止めた方がいいと、言われるまで。
本文は以上。
続く。
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